スタッフのつぶやき
ときどき日記
「鈴鹿墨」墨作り実演&握り墨体験
2011-09-24



9月24・25日の2日間、三重県鈴鹿市から国指定伝統工芸士伊藤亀堂氏をお招きして、「鈴鹿墨」墨作り実演&握り墨体験を行ってます。はじめてのことで準備やお客様からのお問い合わせにとまどってしまい、きちんとしたお対応が出来なかったことを反省してます。
亀堂氏は1964年生まれ。見た目はお若い!鈴鹿墨の発祥は延歴年間(782〜806年)。平安時代です。鈴鹿の山々に産した肥松をたいて煤を取りこれを原料として墨を作っていたとか。江戸時代になり寺子屋の発展とともに需要も激増。紀州領土となると紀州候から保護と厚遇を受けるようになりました。
墨というと皆さんは奈良県を想像しますでしょうか。わたしも今回初めて「鈴鹿墨」というのを知りました。現在この「鈴鹿墨」を継承するのは亀堂氏ただ一人とのこと。大変貴重なものなのですね〜。
奈良の墨との違いは、各工程を分業で行うのに対して、鈴鹿墨はすべてを一人でこなすのだそうです。木型もご自身で彫るとのこと。驚きです。
墨作り実演は、事前に準備してきた墨の元になる固まり(煤と膠をまぜたもの)を店頭に用意した台の上で、膠と油を混ぜたものを足して光沢がでるまでさらに練ります。通常はこれを木型に入れるのですが、今回はお客様に握っていただきます。ん〜、なんともいえない感触。普段さわることのないかたさですね・・・。指の形、指紋等がくっきりつきます。ティッシュペーパーにくるんで、箱に入れ、封筒に入れてお客様へ。約一ヶ月このままに状態で乾燥させます。両手で力を加えて曲がらなくなったならばもう大丈夫。曲がるようでしたらあと一週間ほど乾燥させてください。世界に一つしかないMy墨の完成です。
亀堂氏は1964年生まれ。見た目はお若い!鈴鹿墨の発祥は延歴年間(782〜806年)。平安時代です。鈴鹿の山々に産した肥松をたいて煤を取りこれを原料として墨を作っていたとか。江戸時代になり寺子屋の発展とともに需要も激増。紀州領土となると紀州候から保護と厚遇を受けるようになりました。
墨というと皆さんは奈良県を想像しますでしょうか。わたしも今回初めて「鈴鹿墨」というのを知りました。現在この「鈴鹿墨」を継承するのは亀堂氏ただ一人とのこと。大変貴重なものなのですね〜。
奈良の墨との違いは、各工程を分業で行うのに対して、鈴鹿墨はすべてを一人でこなすのだそうです。木型もご自身で彫るとのこと。驚きです。
墨作り実演は、事前に準備してきた墨の元になる固まり(煤と膠をまぜたもの)を店頭に用意した台の上で、膠と油を混ぜたものを足して光沢がでるまでさらに練ります。通常はこれを木型に入れるのですが、今回はお客様に握っていただきます。ん〜、なんともいえない感触。普段さわることのないかたさですね・・・。指の形、指紋等がくっきりつきます。ティッシュペーパーにくるんで、箱に入れ、封筒に入れてお客様へ。約一ヶ月このままに状態で乾燥させます。両手で力を加えて曲がらなくなったならばもう大丈夫。曲がるようでしたらあと一週間ほど乾燥させてください。世界に一つしかないMy墨の完成です。
